耐震性について
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万全の地震・災害対策

Earthquake and Disaster Preparedness

家にとって大きな脅威となるのは、地震、そしてそれに伴う災害です。
2000年以降、日本全土にわたり、震度6以上の地震が14箇所で発生しています。
そして2013年から30年以内に震度6弱以上の地震が発生する確率は、高い場所では90%以上と言われています。
万一の災害時に備え、「耐震構造」と「制震システム」により私たちの暮らしを守る、安全と安心を備えたこれからの未来の家です。

地震から、家族と住まいを守る

耐震制震

福家では我が家が一番安心して過ごせる場所であるべきだと考えています。
そのために、地震や台風などから大切な家族と住まいを守るために研究を重ねた頑丈な構造を採用。
さらに、揺れ自体を軽減させ繰り返しの地震にも効果を発揮する【制震システム】を標準搭載とすることで
長期間にわたり安全で安心して暮らせる住まいを提供しています。

万一の災害時に備えるために、これからの住宅には、
耐える「耐震」だけでなく、
吸収する「制震」が不可欠です。

制震とは、地震などのエネルギーを制振装置で吸収し、建物の揺れや損傷を軽減させる技術です。
建物の揺れを抑えるため、揺れ始めの小さな揺れはもちろん、大規模な地震や繰り返しの地震にも有効です。
また、建物の損傷や変形も軽減されるので、長期間にわたり機密性能や断熱性能を維持させることも期待できます。

耐震

「耐震」という考え

地震の揺れに対して、建物を固めて強度を上げて耐える、それが「耐震」という考えです。

建物の倒壊を最小限に抑え、
住む人を守ります。
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制震

「制震」という考え

地震の揺れに対して、そのエネルギーを吸収し建物への負担を軽減する。それが「制震」という考えです。

建物も、そこに住む人も、
財産も守ります。

耐震resistant to earthquakes

福家の耐震技術

地震の揺れに対して、建物を固めて強度を上げて耐える、
それが「耐震」という考えです。
建物の倒壊を最小限に抑え、住む人を守ります。
壁や柱を強化したり、補強材を入れることで建物自体の強度を高め、地震の揺れそのものに耐えるしくみを作りだしています。

耐震標準設備
  • ①ハイベストウッド(耐力面材)

    ハイベストウッドで、どの方向からの力も面全体で受け止めて分散させます。

    ハイベストウッド(耐力面材)
  • ②耐震ジョイント金物

    地震や水害などの際に大きな力がかかる接合部の緊結強度を高めます。

    耐震ジョイント金物

福家の耐震等級は最高等級の3相当です
(防災時の拠点となる建物と同じ等級です)

福家の耐震等級は最高等級の3相当です

制震vibration control

福家の制震システム

地震の揺れに対して、そのエネルギーを吸収し建物への負担を軽減する、それが「制震」という 考えです。
建物も、そこに住む人も、財産も守ります。地震の揺れ始めから瞬時に効果を発揮する本物の制震装置は地震の揺れを吸収し、負担を軽減するしくみを作り出しています。

制震標準設備

制震・TRCダンパーとは

地震等の揺れのエネルギーは建物の弱い個所へ集中します。これにより内装材・外壁のクラック(亀裂)や屋根瓦のずれ等の建物被害が起こります。また、現在の木造住宅は耐震性に優れた非常に固い建物になっています。つまり「固い=エネルギーが伝わりやすい」ということになります。地震の際にタンスなどの家具が転倒する2次災害を起こす原因にもなります。

制振装置TRCダンパーは、建物に伝わる地震エネルギーを吸収するので建物への負担を軽減することが可能です。建物を揺れの被害から守り安全・安心を手にいれることは、そこに住まう人だけではなく、財産を守ることにもなります。

制震装置TRCダンパーの効果と特徴

TRCダンパーは最大で約50%
水平変位を低減する制震システム

「特殊粘弾性ゴム」をダンパーに入れ伸び縮みさせることで、地震エネルギーを熱エネルギーに変換して吸収します。
制震装置TRCダンパーの効果と特徴

高いエネルギー吸収能力の秘密
住友理工の特殊粘弾性ゴム

自動車用防振ゴムにおいて、世界シェアN0.1を誇る住友理工のゴム配合技術を応用して開発。
ダンパーに組み込まれた「特殊粘弾性ゴム」が地震の揺れを低減します。

メリット

  • 1

    運動エネルギーを
    「瞬時」に吸収できる

    TRCダンパーは特殊粘弾性ゴムの、運動エネルギーを熱エネルギーに変換する性質を利用しています。特殊粘弾性ゴムは瞬時にエネルギー変換するため中小地震から、大地震まで高い性能を発揮します。

  • 2

    幅広い環境に対応できる

    温度依存性が低いため、気候が多様な日本においても、環境を問わず安定した効果を期待できます。

  • 3

    100年間
    メンテナンスフリー

    特殊粘弾性ゴムは時間経過や温度による性能変化が少ないため、メンテナンスしなくても優れた効果を持続することができます。

全棟で「限界耐力計算」を実施
限界耐力計算とは、外部からの力が加わる際にどこまで耐えることができるのか、その限界をチェックするための計算方法です。
福家では制震システムを搭載いただいた全棟で「限界耐力計算」を実施し、安心安全な住宅をご提供します。
全棟で「限界耐力計算」を実施