こだわりの断熱
Insulation with care柱の外側(外張断熱)と
柱の内側(吹付断熱)を
断熱するダブルの断熱だから年間を通して快適な室内温度を保てるのです。
外張断熱

柱や屋根垂木の外側から断熱材ですっぽり包み込むので、木部や金物から熱橋の心配がありません。
吹付断熱

外張断熱に加え、吹付断熱を施すことにより、断熱性と気密性能を一段とアップさせることができます。
※「アクアフォーム®NEO」は吹き付けられると瞬時に約100倍に発泡するので、細かな隙間も逃さない高気密・高断熱の断熱材です。
断熱性能の多段階評価
断熱性能は家の形のマークで表します。UA値とηAC値それぞれについて地域区分に応じた等級で評価し、いずれか低いほうの等級を表示します。例えばUA値の等級が5、ηAC値の等級が4の場合、性能表示ラベルで表示するレベルはになります。
で省エネ基準を、
以上で誘導基準を達成します。福家の住宅はレベル7に相当します。



各部の断熱仕様

-
こだわり01屋根W断熱
通常は天井で断熱を行いますが、福家では屋根で断熱。屋根裏まで快適に過ごせるため、屋根裏空間も有効活用できます。
-
こだわり02外張W断熱
外張断熱と吹付断熱のW断熱だから外気の影響を受けにくく、室内の温度を快適に保ちます。高い断熱性能により吹き抜けや大きな空間も快適に。
-
こだわり03床断熱
土間を防湿し、基礎の内側に「キューワンボードKISOウチ」(基礎の外側の場合は「キューワンボードKISOソト」)を施工します。床下の断熱・気密性が向上し、温・湿度環境も安定することで結露の発生も防ぐことができます。
こだわりの気密
Airtightness with care建物に生じる隙間を徹底的に塞ぐから、快適です。
キューワンボードを使用した外張断熱工法により、既に高レベルの気密性を持ちますが、当社では更に念入りに隙間を塞ぎます。

高気密な外張断熱を更に気密テープと発泡ウレタンで気密性を高めます。
- 第三者機関による「全棟気密検査」
- 住宅の気密がしっかりととられていることを確認するため、専用の機械で測定を行います。万一基準に達しない場合には手直しを実施し、再測定します。
基準に達するまでは先の工程には進みません。
※一部商品は対象外となります

こだわりの遮熱
Heat shielding with special attention to detail最高性能の断熱材、
キューワンボードを採用。

外張断熱の家で採用している最高性能の断熱材キューワンボードは、芯材の高性能硬質ウレタンフォームのセルを微細化することによって、優れた断熱性能を実現しました。
また、両面に貼られたアルミ箔面材の遮熱性能により、夏の暑い日射や冬の寒気を反射するとともに、室内の快適な空気の流出を防ぐことが可能となります。一般的な断熱材は「対流」「伝導」による熱移動に対して有効ですが、「輻射」には効果がありませんでした。
キューワンボードは、この「輻射」に有効なアルミを使った高性能遮熱断熱材なのです。そして、高気密・高断熱住宅で最も熱損失が大きいサッシや玄関ドアなどの開口部の断熱処理により、省エネ性や快適性を一段とアップさせることができます。
熱伝導率の比較

電子顕微鏡フォーム比較

さらに、外気温の影響を受けにくい高遮熱性能を付加。

家全体をすっぽりと包むキューワンボードの両面に貼られたアルミ箔面材が、夏の暑い日射を反射し、幅射熱の侵入を防ぎます。
第三者機関の試験結果では、硬質ウレタンフォーム+両面ポリクラフト紙と 比べ、夏期の熱貫流量(外壁)を約48%削減しました。 キューワンボードは硬質ウレタンフォームなのでホルムアルデヒドが含まれておらず、ホルムアルデヒド放散量で国内最高の安全基準である『F☆☆☆☆』 と同等です。
材料にはノンフロン材を使用しており、温室効果ガス削減にも効果的なエコ建材です。窯業系サイディングとの組み合わせて防火構造認定、45分準耐火構造認定を受けており、 防火対策も万全。これも、私たちが追求しつづける「環境設計の家」の、具体的なカタチのひとつなのてす。
貫流熱量比較

熱貫流量とは壁体を貫流する熱量のことで、キューワンボードは一般的な断熱材(両面 ポリクラフト紙付硬質ウレタンフォーム)に比べて、夏場に外気側から室内側に壁通過して侵入する熱貫流量を48%も削減できます。
福家は窓ガラスに
トリプルガラスを採用!

皆さんは、家の窓ガラスに何枚のガラスが使われているか知っていますか?
今住んでいる家が30年以上前の家であれば、ガラスが1枚の「単板ガラス」が使われているかもしれません。この単板ガラス、冬場に窓に近づくととにかく「寒い」の一言に尽きます。ガラス1枚隔てた向こう側が外ですから当たり前ですよね。もちろん暖房費が多く掛かりますし、冬の室内は結露で大変です。
その欠点を補うために開発されたのが、ペアガラスです。よく見ないと分かりませんが、築年数がそれほど経っていない家のほとんどで、2枚のガラスが組み合わさった「ペアガラス」が採用されています。ペアガラスはただガラスを重ねただけではなく、ガラスとガラスの間に隙間を設けており、その隙間に断熱性能を高める空気やガスを入れています。もちろんガスが逃げないように、ガラスの周囲は密閉されています。
そしてペアガラスを更に進化させたのが、ガラス3枚を組み合わせた「トリプルガラス」です。
ペアガラスにガラスを1枚追加しただけですが、実はトリプルガラスの断熱効果はペアガラスの約4倍もあります。
トリプルガラス採用で得られる
メリット
- 1
- 暖冷房費の削減
熱を逃がしにくく、表面温度を室温に近い温度に保つことができるトリプルガラスは、暖冷房費削減に大きな効果を発揮します。トリプルガラスを採用すると、建築する際の金額(イニシャルコスト)は少し高くなりますが、長く住み続けることで生涯を通しての光熱費(ランニングコスト)を下げることも可能です。
- 2
- 暑さ・寒さの解消
冬、窓に近づくとヒンヤリ感じることがあります。これは人の体が感じる温度「体感温度」が、室温だけではなく、壁や天井、床、そして窓などの表面温度からも影響を受けるからです。そのため、いくら室温を快適な温度に保っても、窓の性能が低いと、冬は寒いと感じ、夏は暑いと感じるのです。トリプルガラスを採用することで、窓の表面温度を室温に近い温度に保てるため、暑さ・寒さの解消が図れます。
- 3
- 結露の発生がない
冬に多くの家庭が悩まされている結露。結露発生の原因となるのは表面温度の低さです。トリプルガラスは、3枚のガラスと2つの空気層によって断熱性能を高め、表面温度を室温に近い温度に保てるため、結露の発生を防止できます。トリプルガラスには、「価格が高い」というデメリットもありますが、暖冷房費などの光熱費削減に加えて、暑さ・寒さ・結露といった悩みも解消でき、室内の快適性は驚くほど向上します。
こだわりの換気
Ventilation with special attention福家は熱交換型第1種換気システム 澄家(sumika)を採用しています。
福家では、換気システムとして「澄家(sumika)」を採用しており、お客様の家のコンセプトや間取りなどによって、積極的にご提案しています。
「澄家(sumika)」とは、熱交換型第1種換気システムの一つで、換気装置を床下に置き、吸気はダクトレスで床下を通して家中にきれいな空気を取り入れ、各部屋からの排気はダクトを通して家の外に排気していくというシステムです。

メリットとしては、熱交換型で外の気温に左右されないということはもちろんですが、排気がのみがダクトとなるので、吸排気ダクト式に比べると工事コストが下がるという点と、各部屋から排気されることで家全体の空気の流れがしっかりと行われ、冷暖房による家の気温を効率的に循環させることができるという点です。
床下エアコンなどと組み合わせることで更に効果的になります。